こんにちは。2023年中央競馬年間回収率145%を達成し、6年連続回収率100%超えのおかまです。
2022年北九州記念にてボンボヤージ単勝164倍(16人気)を獲得
この記事を読んで
- TB予想の落とし穴とは!?
- 良馬場における高速馬場/タフな馬場
こういった角度を予想に反映できるよう記事にまとめました
高速/タフ馬場適正
初心者向けにざっくりとした解説にとどめますが良馬場において大別して高速馬場/タフな馬場の2種に分類することができます。機会があればもう少し踏み込んだ記事を書きますが今はざっくり以下の認識でよいです
- 高速馬場・・・時計の早い決着(芝がきれい)
- タフな馬場・・・時計のかかる決着(芝が荒れている)
競走馬において大前提として適正馬場というものがあり、高速/タフ両方で走れる馬は天才で例外だと思ったほうが良いです。
血統でみると高速馬場はディープインパクトやキングカメハメハ、ロードカナロア産駒といった主流血統、タフはオルフェーブル等の欧州寄りの血統の馬が向いているといえます
ボンボヤージを血統でみると父ロードカナロア、母父ディープインパクトの超超超高速血統。もう少し踏み込むとロードカナロア自身は1200mのスプリント路線で大活躍した馬で、代表産駒のダノンスマッシュもスプリントで無双している馬です。母ディープインアスクも短距離で使われた馬であり、ボンボヤージの兄弟、短距離路線で活躍したファンタジストを輩出しています
北九州記念までの戦績は以下です。2走前の距離不適正、そして6走前はG2でハイレベル戦だったことによる順当負けを除くと稍重や時計のかかる馬場での敗戦であるといえます。そして8走前は小倉の1200mでの勝利。同舞台のG3で高速馬場となった当時の北九州記念において16人気になるほど実力は劣っていないと当時判断しました。
TBについて
当時の小倉芝の舞台においてのTBは外差でした。実は2頭推奨したもう一頭は12メイショウチタンで外差馬でした。当時の予想家達はこぞって外の馬を推奨したはずですし、当然騎手達も皆そろって外に進路を取りました。
ですが結局内の馬でワンツー。3着に入ったナムラクレアも結局は内に進路を変え3着確保となりました。1人気を背負った浜中騎手は完全に戦略を誤っているといえます
スプリント戦で皆が外を狙うと外に膨らみ距離ロスがかなり影響し結局は内枠が伸びるという展開はよく見られます。
そしてこれは結果論といえばそうですが、逃げたテイエムスパーダがスローのペースを刻んだため外差を狙った馬は全滅となったのです。外差馬場を意識した国分騎手はスローで逃げ直線外に出すことで外差の有力馬たちを封じ込めようとしたのです。
外の差し馬で高速血統穴のメイショウチタン、内が伸びることも想定し過小評価のボンボヤージ単勝2頭で、展開も味方したボンボヤージが1着となり単勝164倍を取ることができました。ちなみに3番手評価は同じく内を付いてくるであろう3タイセイビジョンにしておりました。
まとめ
今回は2022年北九州記念でなぜボンボヤージを指名できたのかに触れました。
適正馬場を意識することで過小評価された穴馬を発見することが可能になります。
またTBも意識しすぎると落とし穴にはまるパターンも存在します。これが競馬の面白さですね
さて2023の北九州記念にボンボヤージが出走しますがどれくらい人気するか楽しみです。戦績ではなく馬場で判断しましょう
それではみんな競馬を楽しもう!
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